呑み鉄 ひとり旅 🚃

様々な鉄道の旅の記録を残すブログ

熊本電鉄 乗車記

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皆さんこんにちは。2021年11月某日 前回の記事で熊本電鉄 廃線跡を巡る記事を書いたのですが(詳しくはこちら→https://kendai1973.hatenablog.com/entry/17_1)今回は熊本電鉄の鉄道区間に乗車した旅の記録を書いていきたいと思います。f:id:kendai1973:20211130111508j:image熊電は御代志藤崎宮前 間と北熊本上熊本 間 の2路線があるのですが、それぞれ◯◯線という公式な路線名がアナウンスされていないので、気になるところではあります。主な内容はこちらです↓。

御代志駅

f:id:kendai1973:20211130122823j:image終着駅の御代志駅です。元東京都営地下鉄6000形車両が第二の人生で遠く離れた熊本県を走行しています。f:id:kendai1973:20211130123939j:image元々1面2線のホームの片側線路が剥がされ、代わりにバスが発着するなかなかの珍しい駅です。駅訪問時は夕方だったのですが、線路と並行している国道387号線は結構渋滞していました。御代志駅熊本市ベッドタウン的な郊外地で、駅の周辺は企業や大学の広い敷地があり通勤通学のニーズが高いと思われます。

須屋駅

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続いて訪れたのは須屋という駅です。日中は1時間に2本程度のダイヤですが周りに住宅も多いせいか、乗降客もそれなりにいました。f:id:kendai1973:20211130125610j:imageワンマン運転の為 駅にはバックミラーが設置されていました。f:id:kendai1973:20211130130119j:imagef:id:kendai1973:20211130130708j:image
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f:id:kendai1973:20211202185144j:image車内はざっとこんな感じです。ワンマン運転なので運賃表も完備しています。そして元々の鉄道会社の名があちらこちらで見れます。車内から運転席を覗いてみたところ、およそ50〜60km/hで走行していました。

北熊本駅

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続いて訪れたのは北熊本駅、熊電のターミナル駅で本社、車庫、売店がある熊電の中心駅です。停車していたのは01系と呼ばれる元々は東京メトロ銀座線を走っていた車両で、今ではくまモンのラッピングを施されていました。f:id:kendai1973:20211202111521j:image北熊本駅には車庫が隣接していて、ホームからは元東急の車両 通称「青ガエル」と呼ばれる5000系車両が動体保存されています。いつ訪れてもよく見えるように車庫から半身をのりだして留置されていました。熊電ではこの車両で定期的に運転イベントを開催しています。なんとも夢のある話ですね👍

藤崎宮前

f:id:kendai1973:20211202113254j:image続いて訪れたのは 3つある終着駅の一つ 藤崎宮前駅。1面2線の片側ホームが剥がされて、現在は1線だけで運行しています。ここで会ったのは元東京メトロの車両03系です。色々な車両が見れるのが熊電の魅力でもありますね。f:id:kendai1973:20211202122908j:image熊電では自転車の持ち込みも可能です。曜日と時間帯は限定されているのですが料金は無料だそうです。(詳しくはこちら→https://www.kumamotodentetsu.co.jp/faq/cat_train.html#ancA000767


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熊電プラザというビルの一角に熊電の乗り場があります。熊本市の中心部で繁華街も近く、降りた乗客のほとんどは繁華街の方へと歩いていきました。f:id:kendai1973:20211202120756j:image藤崎宮前駅から隣の黒髪町までの道すがら、遮断機も警報もない踏切がありました。熊電の日常風景といった感じでしょうか。

軌道区間

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続いて訪れたのは熊電随一の撮影ポイント、藤崎宮前⇔黒髪町 間の軌道区間、この景色を見たいが為に訪れたといって良いでしょう。車両の通過前には赤色灯と警報が作動し、車両は最徐行で走ります。およそ20㎞/hぐらいでしょうか。圧巻の風景でした👍

黒髪町駅

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そのまま徒歩で訪れたのは黒髪町駅、住宅街と駐輪場をすり抜けていくとある小さな駅です。f:id:kendai1973:20211202125620j:image小さな駅名標が熊電らしいですね。そして半分アスファルトで半分未舗装なホームも郷愁がありますね👍

上熊本駅

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f:id:kendai1973:20211202185537j:imageそして3つある終着駅の最後の上熊本駅です。当駅はJR九州熊本市電の駅もあるターミナルでもあります。その一角にある熊電 上熊本駅は1面1線のこじんまりとした佇まいです。

 

北熊本駅 の車両達

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最後にもう一度 北熊本駅に訪問。在籍車両達が留置されていました。東京の地下を走り、ほとんど陽の光を浴びる事のなかった車両達が、今では地下に潜る事なく走り続けています。

まとめ

熊本電鉄大手私鉄からの車両を譲り受けて運行しているので、様々な車両を見ることが可能です。そして古参車両を使用しての運転体験や、自転車持ち込み等あの手この手のサービスを展開しています。そして前回の記事にも書きましたが将来のLRT化と再延伸の計画(詳しくはこちら→https://www.kumamotodentetsu.co.jp/train/lrt/index.html)是非是非 実現して欲しいですね。

そして今後 熊本市電と関わるかもしれないので熊本市電 乗車記(https://kendai1973.hatenablog.com/entry/19)こちらも併せて読んで頂ければ幸いです。

長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。