JR小野田線(JR西日本)乗車記
皆さん こんにちはこんにちは。2021年12月某日、毎度毎度の18きっぷ旅で夏冬の休み期間に九州⇔関東を往復しているのですが、今回はその道中の一部分をクローズアップして書いていきたいと思います。本稿で取り扱うのは山口県内を走るJR西日本のローカル線 小野田線です。廃線やらBRT転換等の噂が絶えない小野田線、乗れる時に乗ってしまおうということです。前置きはこれぐらいにして、内容はこんな感じです↓
夜明け前の小野田駅にスタンバイしている123系電車、乗客は10名程度乗り込んでいました。
ちなみに今回の小野田線を含む18きっぷ旅の記録はこちらにも書いているので、よかったらご覧下さい🙏(https://kendai1973.hatenablog.com/entry/24)
車内はこんな感じ
両運転台を設置した”鬼改造車”の123系車 1両編成の電車です。ワンマン対応のため運賃表が備えてあります。運賃表もLED化していて見易くなっています。あと何故か車内にカーブミラーが片側のみに設置していました。乗客は運賃を払いに運転席近くまで行ってドア付近まで戻るので、そういった理由からでしょうか? 少し使い勝手が悪い感じがしました😅
長門本山駅
小野田線 本山支線の終着駅 長門本山駅です。なにせ本山支線は朝2本夕方1本しか走らないローカル線の超マイナー区間なので、分岐する雀田駅から当駅まで、おそらくほぼ全ての乗客は18きっぷユーザーらしき方達でしたね。
朝やけにぼんやり明るくなってきた時間に駅ホームの灯りが映えていました。時刻表にもあるように当駅からは7時台に2本、18時台に1本の運行しかないので、地元住民でもかなり使いにくい…というかほぼ皆無の状況で、私が降車した時もここから乗車する方は居ませんでした。
放置自転車がたてかけられた案内板によると近くには海水浴場があり昔は賑わっていたようです。それから本山支線の事も書いてあります。近くに石炭鉱山があり、その搬出のために開業した事が書いてありました。降りた乗客全てが思い思いに撮影したり、散策したりしていました。そして折り返し運転の電車に乗りました。
浜河内駅
続いて訪れたのは隣駅の浜河内駅、長門本山駅と同じ1日3本区間です。ここで降車したのはさすがに私だけでした😅 さらに驚いたのが、この後に再乗車する朝の2番目の上り電車に同駅からの乗客する地元の方がいたことです! 2名でしたが、やはり地元民にとってはなくてはならない路線なんですね👍
私の相棒と駅名標を一緒に撮影。もっと何もない場所かと思ったけど、住宅地もあり意外でした。
朝のマイカー通勤の車が何台か通り過ぎて行きました。電車は来ないとわかっていても一旦停止しないといけませんw
朝の2本目、長門本山駅に向かう電車を同じアングルで撮影。当駅で約20分程散策後に先程 踏切を通過した折り返しの宇部新川行きに乗車します。
雀田駅
小野田線内のターミナル駅でもある雀田駅。大河の砂州のように三角形のホームとそこを流れるように走る線路が特徴的です。
駅名にサブタイトルこそ付託されてないですが、山口東京理解大学の最寄り駅です。駅舎の明るいオレンジ色が映えますね。
居能駅
小野田線と宇部線の乗り換えポイントの居能駅。昭和感あふれるコンクリートの跨線橋が周囲の景色とマッチしています。
かつての留置線跡や跨線橋から工業地域を見ると,貨物輸送も含めた全盛期の姿を想像せずにはいられません。
まとめ
コロナ禍において交通系企業が軒並み赤字を計上する中でJR西日本も例外ではありませんでした。そうなると槍玉にあがるのは赤字ローカル線の存在です。小野田線は以前からLRT化の話が上がっているのですが、資金面でも難しいようで具体的な話には至ってないのが現状です。そうなると廃線やバス転換の方向にも向かわないとも限りません。1日に9本の運行で19時台 20時台に終電を迎えるダイヤでは…。という訳で今回の旅の中に小野田線を加えて乗車することが叶いました。