門司港レトロ観光線 乗車記
皆さんこんにちは。2022年3月某日 福岡県北九州市門司区に門司港レトロ観光線という観光路線があります。元々の貨物線を再整備した線路にトロッコ列車を走らせている鉄道で、今回はこの路線を巡ります。合計4駅と短い路線ですが、よかったらご覧ください。
鉄道も含めた門司港レトロ観光の旅の記録はこちらから→https://kendai1973.hatenablog.com/entry/31
九州鉄道記念館駅
JR九州 鹿児島本線 門司港駅からすぐ隣に 門司港レトロ観光線の九州鉄道記念館駅があります。 北九州銀行レトロライン 潮風号と名付けられた列車がスタンバイしていました。
トロッコ客車2両の前後にディーゼル機関車を連結して走ります。観光専用路線なので、基本的に土日祝のみの運行となります。
出光美術館駅
観光スポットとして綺麗に整備された街中に 出光美術館駅があります。 門司港どころか関門海峡を一望できる関門海峡ゆめタワーがそびえ立っています。この辺りは歴史的建造物もいくつか立ち並ぶ門司港レトロの中心部でもあります。
ノーフォーク広場駅
続いてはノーフォーク広場駅、門司港レトロの中心部からは少し離れた場所に駅があります。目の前には海上保安庁の巡視船が停泊している港があります。 車内からこんな感じの景色が見えます。ちなみにノーフォーク広場とは、アメリカ🇺🇸のバージニア州ノーフォーク市と姉妹都市盟約を結んでいるために、この名前がついたようです。
(車内の様子)
ノーフォーク広場駅から終点の関門海峡めかり駅に向かう間に和布刈(めかり)トンネルがあります。ここに列車が入ると天井が水族館のようにライトアップされます。
車内は基本的に4人掛けのボックスシートが並ぶ配置です。車内アテンダントの方が同乗して、色々と説明してくれます。機関車は元 南阿蘇鉄道で活躍していた車両で、客車は元 島原鉄道の車両だそうです。時速15㌔と超ノンビリ走行で進んでいきます。
関門海峡めかり駅
終点の関門海峡めかり駅、この日は休日だったので沢山の乗客が降りて行き、折り返し列車に乗車する乗客がたくさん並んでいました。
駅に隣接する めかり公園には、昔 関門トンネルを走っていた電気機関車EF30とその客車が保存されています。折り返し発車の潮風号を見届け駅を後にします。
(瀬戸町車庫)
関門海峡めかり駅には車止めの標識がなく、まだまだ線路が続いているので気になって歩いてみたら、瀬戸町車庫がありました。運行休止日等はここで留置しているのか?はたまた整備等はここで行っているのか?気になってしまいました😅 関門海峡めかり駅から当車庫まで徒歩約10分です。
まとめ
門司港レトロ観光線…とにかくのんびりゆったりできる観光列車です。これ程スローぺースで最後まで走りきる列車を他には知りませんw 乗車日当日は他の交通機関との組み合わせの切符で旅しましたが、この路線だけの1日乗車券(http://www.retro-line.net/about/value_tickets/)もあるので、是非一度 乗車していただきたいです。長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。