山陰線(JR西日本)長門市⇔小串 全駅訪問の旅
皆さん こんにちは。2022年4月某日 今回は山陰線を巡っていきます。美祢線と山陰線のターミナルの長門市駅から山陽線と合流する幡生駅までを巡るのですが、駅数が多いので本稿では長門市→小串を前編として取り扱います。小串→幡生 間は後編として書いていきます。今回の内容はこんな感じです。
小串⇔幡生 間の記事はこちらから→https://kendai1973.hatenablog.com/entry/37
長門市駅
広い広い構内に静かな時間が流れる長門市駅。2面3線の跨線橋スタイルです。 観光列車「◯◯のはなはし」の停車駅でもあるので、このような装飾があります。ここから山陰線下り方面を巡っていきます。
黄波戸駅
長門市駅から先はずっと無人駅が続くだろうと思ってそのとおりに無人駅だった黄波戸駅。
2面2線の片側線路は剥がされて1面1線の黄波戸駅から見る下り方面(下関方面)は、いきなり険しい場所に突入していく予感がします。
長門古市駅
黄波戸駅のような簡易駅舎から一転して立派な瓦屋根が目を引く長門古市駅、しかしこの地方ならではの石州瓦ではありません。ここは2面2線のスタイルです。
無人駅なので立派な駅舎が利用されておらずに残念です😅
人丸駅
朱塗りの鳥居⛩が目を引く人丸駅舎。百本鳥居で有名な元乃隈神社の最寄り駅という事でこのような装飾があるようです。当駅からオンデマンド交通のバスで神社まで往来しているようですね。
元乃隅神社の案内はこちらから(https://www.motonosumi.com)
人丸駅は観光列車「◯◯のはなし」の停車駅として設定されており、ちょうど停車中の列車に立ち会えました。カッコイイ!
跨線橋から ◯◯のはなし を見送り次へ向かいます。
観光列車「◯◯のはなし」のご案内はこちらから(https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_hiroshima/marumaru_no_hanashi/)
伊上駅
キハ40の入線に立ち会えた伊上駅。1面1線の駅です。
簡易駅舎と公衆電話BOXが印象的です。並行して走る国道191号線からダイレクトに進入できます。しかし植栽が南国風なんですね。日本海沿いの町で寒い印象がありますが😅
長門粟野駅
長門粟野駅、駅舎の看板が何故か地面に接しています。出入り口の上に設置していたのが取れた? ホームは1面2線の片側を塞いで1面1線になっています。
山陰色のキハ40 タラコの1両編成を見送り次へ向かいます。
阿川駅
綺麗な駅舎と併設するカフェが無人駅と感じさせない 阿川駅。賑わいのある無人駅として注目されています。
跨線橋から見下ろす駅舎&カフェも映えますね♪ 近くにお店も点在し、路線バスの発着もあります。昔の阿川駅を伝えるモニュメントもgoodです。無人駅の寂しさを全く感じない賑わいでした。
特牛駅
最強クラスの難読駅名として名高い特牛(こっとい)駅、海から山に向かって登る高台のような場所にあります。
ホームの待合室も駅舎もタイムスリップしたかのようです。
駅舎の中には猫のエサ皿と駅ノートがありました。付近の方でしょうか、非公認の?名物猫駅長に餌やりしている方がおられるようです。猫は人に慣れていて擦り寄ってきました🐈
盛り土の下にある鐘と、ここに住み着いた猫です🐈
滝部駅
立派な駅舎の滝部駅、この区間の中心的な役割を果たしている装いです。ちなみに時間制の有人駅でした。 風光明媚な観光スポット 角島大橋 の最寄り駅でもあります。 せっかくなのでついでに立ち寄って撮影してきました。ほんとに綺麗な場所です👍
長門二見駅
山のへりに造られた長門二見駅、無人駅ですが誰でも使える休憩室を駅舎内に設けられていました。
山肌を縫うように曲がるカーブは激アツの風景です。 ホームから見える駅前に風格漂う和菓子屋さんが店を構えていました。店構えを見ただけで、きっと美味しそうです😅
宇賀本郷駅
長門二見駅とは打って変わり、農地の中にポツンと佇む宇賀本郷駅です。国道191号線から一本道を入るのですが、これが見づらい狭いで😅駅前も軽自動車でさえ折り返しに苦労しました。 そんな当駅でも地元のポランティアの方でしょうか?花壇の手入れが為されていて、私のような者でさえも楽しませていただきました🌸
湯玉駅
これは面白い(^^) 元々の駅舎に調剤薬局が入居した湯玉駅。カフェだったら立ち寄ったのに☕️
2面2線スタイルの駅です。もちろん無人駅ですが、国道側からは地下道をくぐって駅に進入するしかない面倒な設定になってます😅
小串駅
南国風の植栽がされている小串駅、本稿では終点という位置づけで紹介させていただきます。
2面3線の跨線橋スタイルの駅で、下関駅を発着する上り列車は全てが当駅まで経由します。なので乗り換えや下車等、人の気配は常にある感じでした。周囲には大きな病院や商店街も点在してこの地域の中心部として人々の生活に根付いている感じがしました。
まとめ
週末祝日運行の観光列車「◯◯◯のはなし」以外は普通列車のみが走る山陰線、貨物列車も走らないのでキハ40以外見かけません。そのほとんどが無人駅であまり活用されていないのが残念ではあります。しかしながら 長閑な風景、静かな時間、歴史ある駅舎は見るべきものが沢山あります。山陰戦の旅に一度は出かけて欲しいですね。長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。