山口県 錦川清流線 乗車記
皆さん こんにちは。2021年5月某日前日には広島県内を鉄道で旅をしたのですが、本日は岩国駅から発着する「錦川清流線」
に乗って旅をします。山口県内を走るJR以外の唯一の鉄道であり、ローカル旅情を楽しむ機会に心が躍ります。ただ1日フリーきっぷの値段が2000円で列車の本数も上り10本下り10本と限られているので、どうしようかと思案したところ
列車限定だけど岩国駅から終点の錦町駅まで1200円で往復乗車出来るお得なきっぷがあり、今回はこのきっぷを使い旅をします。
内容はこんな感じです↓
岩国駅
岩国駅の0番線ホームから1DCに乗り込み錦川清流線の旅が始まります。錦川清流線は岩国駅から川西駅まではJR西日本の岩徳線を走り、そこから分岐して錦川線本来の線路を走ります。といっても元々はJRの鉄道で、3セクに移管された鉄道ではありますが💦
川西駅
←は岩国駅から2駅目の川西駅、起点の0キロ
ポストが鎮座、→は川西駅から先の森ヶ原信号場の分岐点。以前に岩徳線に乗った時はこの分岐を見逃してしまった為、今回は見逃さないようにガン見で撮影📷
車内は古い車両を感じさせない綺麗な装いでテーブルも折り畳み式の使い勝手が良く、快適に過ごせました(^^)
北河内駅
途中の北河内駅にて列車交換待ちの為 少々停車。→は北河内駅から岩国方面を見た風景です。山と川の間を縫うように走って来たのが伝わるでしょうか？
途中に2箇所ある滝見スポットの１つ、清流の滝を徐行運転にて通過。
南桑駅
途中の南桑駅から見た風景。川の対岸に集落があり、橋を渡った所に駅がある、なかなか到達難易度の高い駅です(^^;;
錦町駅
そんなこんなで、約1時間の錦川清流線も終点の錦町駅に到着。→はホーム先端に先着の車両があるにもかかわらず、割とギリギリまで接近して停車(ﾟoﾟ;; 日常を知らない旅人の私はドキドキしながらも無事到着した事にホッと胸を撫で下ろしました（笑）
錦町駅の駅舎を撮影。本日は生憎の雨模様だったけど☂️ 次の折り返し列車の発車まで約90分あったので、のんびりと散策します。
錦町駅周辺
錦町駅周辺は何となく山奥の温泉街っぽい感じの雰囲気を感じたけど、実際はもっと山奥に温泉があり、温泉街の入り口の町といった風情でした。←は この先々まで開通する予定だった未成線跡を活用した温泉街行きバッテリーカーの乗り場です。
再び錦町駅
雨も強くなって来た為にたまらず錦町駅に帰還、←の車両は貸し切り用にて使用されているキハ40で、JRの表示がハッキリ残っていますw
→は 上り列車の岩国駅行き せせらぎ号に乗り込み岩国駅に向かいます。
新岩国駅
←は途中の清流新岩国駅、山陽新幹線との乗り換え駅です。→は森ケ原信号場を岩国方面に見た写真です。この分岐はトンネルを抜けたところにあってつい見逃しがちです(⌒-⌒; )
まとめ
乗車当日は平日だったこともありよく制服姿の高校生を見かけました。（特に上りの川西駅からは車両が満車になるくらいの高校生が乗車）そういった通学需要の下支えもありローカル線にありがちな閑散とした感じは無かったように思います。ただ岩国市街地を離れるとかなり山肌の険しい場所も通行するので、豪雨災害の怖さも感じてしまいます。個人的に鉄道廃線で一番残念に思うのは災害による復旧断念なので、随所に経営努力を垣間見れる錦川清流線には末永く活躍してもらいたいです。縁あって今回乗車することが叶い、満足の鉄道旅が出来ました。長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
