呑み鉄 ひとり旅 🚃

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日田彦山線 鉄道区間 (JR九州)全駅訪問の旅

2021年5月某日

 皆さん こんにちは。前回の記事で日田彦山線のBRT区間を巡る旅をしたのですが、(https://kendai1973.hatenablog.com/entry/7)せっかくなので鉄道が残っている区間も巡って全駅踏破したいと思います👍  内容はこんな感じです↓。

城野駅

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起点の城野駅,実際の列車の運行は全列車小倉駅から発着しているのですが、今回はここからスタートします。


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城野駅の風景ですが、日田彦山線は非電化路線の為に←に映っている電車は走らないのであしからず😅

石田駅

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続いて石田駅、いきなり無人駅でI Cカード不可区間になり城野駅に比べて落差が大きいですが、周りに住宅もたくさん有り乗客も多いと思われます。


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元々は石炭貨物輸送の路線なので、ホームが長いですが、運行車両は2両編成です。

志井公園

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3駅目の志井公園駅、この写真でどこが入口か分かりますか?😅私も最初はgoogle map見ながら「確かにここら辺にあるはずなのに」と思いました(笑)

マンションが立ち並ぶベッドタウン的な街で、要はこの道路の下を垂直に通る線路があり、

駅入口の看板も全く目立たないために

見落としてしまいました💦

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入口付近に駅務室と券売機があり、階段を降りた所にホームがあります。訪れた時は無人でしたが、時間帯によって有人対応しているようです。


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キハ47系に運良く遭遇、大ベテランの勇姿を撮影📷


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この駅の徒歩圏内に北九州モノレール企救丘駅車両基地があり一応乗り換えができる駅でもあります(^^;

志井駅

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4駅目の志井駅、メインの県道から田園地帯の中の狭い一本道を抜けるとたどり着けます。


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おそらく日田彦山線の全駅中 最も小さな駅舎。駅舎と言っていいものか迷うところではありますが…。2面2線の跨線橋スタイル。ちなみにこの駅に繋がる一本道に賑わっていたイタリアンレストランがありました。こんなところに?というのも大変失礼ですが🙏  アンバランスな風景に驚いてしまいました。

石原町駅

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5駅目の石原町駅,元々の住宅を改装して駅舎にしたのかな?と思うくらいの生活感溢れる駅。


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広い構内を見ると,かつては貨物列車の留置線

でもあったのだろうか? 平尾台という観光名所の最寄り駅みたいでタクシー🚖が常駐していました。

呼野駅

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6駅目の呼野駅、もはや駅舎すら無く、ホームに雨風を凌げる待合所が設置。目の前に鉱山があり、反対側には、鉱石を扱う工場やその古い社宅があり、ここだけ切り取って見ると昭和中期を思わせる風景です。

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おそらくというか間違いなく全盛期はこの駅で石炭や鉱石等の貨物の取扱いを行なっていたであろう広い構内。黄金期の面目躍如といった感じでした👍

採銅所駅

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7駅目の採銅所駅、メインの国道322号線から5分程急坂を登った所に駅があります。

古き良きといった感じの歴史を感じさせてくれます。駅舎の中に地元自治体の交流拠点施設があるからでしょうか、非常に綺麗に手入れされていました😀

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長いホームに人に優しいスロープスタイル

ほんと,特急や貨物の通らないローカル線は

やってくる列車も短編成且つ限られているので

跨線橋いらないと思います😀 ちなみ採銅所という地名は、銅が採れるという逸話からついた地名で、実際に銅山は無いです😅

香春駅

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8駅目の香春駅、徒歩圏内に町役場があり

町の中心部に駅がある好立地、背後には現役で採掘中の鉱山がそびえていて町のシンボル的な存在です。


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かなり持て余し気味の広い構内は2面2線のスロープスタイルのホームが乗客をお出迎えしていて、駅舎の中には観光協会もあります。しかし無人駅です😅

一本松駅

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9駅目の一本松駅、今までの駅とは一味違う

最近出来ました感のある駅舎。赤の矢印部分に定礎(記念碑的なもの)があり、この近辺に何件かある医療法人の名前が。おそらく新駅建設にあたって地元有志の熱意が感じられます👍駅前の広い駐車場はもしかして私有地を提供なさったのでしょうか?もしそうなら大変有難いですね🙇‍♂️

田川伊田

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10駅目の田川伊田駅、3セク平成筑豊鉄道との乗り換え駅で、決まった時間だけオープンする有人駅です。2019年に開業した新しい駅舎で、飲食店や商業施設。ホテルが同居した大変綺麗な建物です。区画整理で生まれ変わった駅前ロータリーや、以前の駅舎はオンボロの薄汚れた昭和感バリバリの建物だったのが見違えるようです👍


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趣のあるホームからは

石炭記念公園のシンボル、2本の大煙突が見えます(見えづらいですが💦)炭鉱全盛期の賑わいたるや,相当なものだったでしょう。

田川後藤寺

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11駅目の田川後藤寺駅、ここは日田彦山線と加えてJR後藤寺線3セク平成筑豊鉄道との乗り換え駅です。ここはもちろん有人駅です😅先程の田川伊田駅と並んで、筑豊地域の中心街です。


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広い構内とは対照的に駅前ロータリーは小さくて送迎には使いにくいです😅

池尻駅

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12駅目の池尻駅、なんともオープンエアーな駅舎、雨天時はここで待機して列車が来てから向かうのでしょうか?広いロータリーには立派な大木が君臨して時の流れを緩く感じさせてくれます(^^)


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こんな所に路線図と時刻表が(^_^;) 跨線橋はないけどホームに行くまで結構歩きます🏃‍♀️ 

豊前川崎駅

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13駅目の豊前川崎駅、業務委託ながら貴重な有人駅です👍 もちろん始発〜終電まで勤務って事はないでしょうが。しかも自治体直営なんて地元の交通機関を守るという熱意を感じます😀

西添田駅

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14駅目の西添田駅、ステンドガラスが印象的な建物ですが,もちろん無人駅。誰か管理してる人は居ないのか、所々 汚れが目立ちます😭


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ホームの駅名標もかなり錆びまくっていました💦 反対側から駅に渡る跨線橋に音符のオブジェが。すぐ近くに音楽堂なる施設があるのでコラボ企画のようですね(^^)

添田駅

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ラストの日田彦山線の鉄道としては終点の

添田駅、大ベテランのキハ147がまだまだ健在中、いずれはJR九州ハイブリッド車両 YC1に置き換わるのでしょうか?そしてこの添田駅もBRT仕様の駅舎に建て替わることが決まっているので、リニューアル後の姿も見に来ます。

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1番線が存在しない 2番線3番線ホームが歴史を感じさせてくれます。

 

まとめ

今回 城野駅 ~添田駅間は日田彦山線の鉄道区画として今も変わらず運行しており、石炭輸送全盛期の面影を色濃く残している路線です。

いずれは2両編成の気動車も新しい車両に置き換わる事と思いますが、いつまでも活躍していて欲しいとも思う次第です。

長々と書きましたが、閲覧していただきありがとうございました🙏