呑み鉄 ひとり旅 🚃

様々な鉄道の旅の記録を残すブログ

JR 美祢線と山陰線 仙崎支線 全駅訪問の旅

 

f:id:kendai1973:20220426174719j:image  f:id:kendai1973:20220430200857j:image  皆さん こんにちは。2022年4月某日 今回は山口県にあるJR美祢線の全駅を巡る旅です。美祢線山陽本線厚狭駅から山陰線の長門市駅まで山口県を南北に走る路線で更に一部の列車は長門市駅から北に1駅の仙崎駅まで乗り入れます。長門市⇔仙崎 間は山陰線の仙崎支線となっていて、今回は美祢線仙崎駅の計48.2㌔のローカル路線をのんびり巡っていきます。内容はこんな感じです。

厚狭駅


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早朝に訪れた厚狭駅。私が知る限り最も閑散とした新幹線駅という印象です😅  南の新幹線口は広い平野に突然現れた要塞といった感じで周囲も住宅街が点在しています。  山陽線山陽新幹線美祢線と3線が乗り入れるターミナル駅らしく北口にはコンビニ売店がありました。  


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駅北口のロータリーには今まで知らなかった石像と石碑がありました。こういうのを見る事で街の歴史を知ることができますね。  f:id:kendai1973:20220428104015j:image  構内には次の出番まで待機している美祢線の車両キハ120系と山陽線115系が並んでいました。ここから美祢線を巡っていきます。

湯ノ峠駅


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新幹線停車駅から いきなり秘境感あふれる雰囲気の湯ノ峠(ゆのとう)駅。山と川に挟まれた狭い場所に駅があります。公衆電話BOXが哀愁漂います😅   


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跨線橋から眺めると より秘境感がわかるかと思います。長いホームの2面2線スタイルに跨線橋…貨物線の爪痕が伺い知れますね。

厚保駅


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湯ノ峠駅までは国道316号線と並走するように走っていたのが、国道と別れて山を縫うような道を走り辿り着いたのが厚保(あつ)駅。駅舎横の御神木のような樹木の前に駅名の由来が説明してありました。  


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ここも2面2線+跨線橋のクラシカルスタイルの駅。利用促進の掲示物に大人の事情を垣間見る次第です😅 

四郎ヶ原駅


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こちらも駅名の説明が書かれている 四郎ヶ原駅、藤棚が印象的でした。  


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駅舎の前には立派な御神木が鎮座していました。長い長いホームは貨物線の名残りですね。


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跨線橋から見ると長大ホームがよりわかり易く見えます。ちょうど120系の上り列車が入線してきました。意外にも2両編成でしたね😅   


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2両編成のキハ120系を見送って駅を跡にします。

南大嶺駅


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かつては交通の要所であったことを教えてくれる南大嶺駅。今まで見てきた駅舎と違い瓦屋根ではありません。かつてこの先は今の美祢線とは違う路線が走っていました。  


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ここまで巡ってきて すっかり美祢線跨線橋のイメージがついてしまいました😅  貨物列車のような長大編成の列車も走らない現在、地上の簡易踏切でも充分ことが足りるように思えてきました。

(大嶺駅跡)


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南大嶺駅から約3㌔西北に向かった所にかつての大嶺支線の大嶺駅がありました。周囲は廃駅の遺構はほとんど残っておらず、郵便物の端に小さな石碑が建てられていました。  訪問時から換算して25年、廃線廃駅の跡はあまり残ってはいませんでしたね。


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交通量に対してやけに広い道路は、もしかしたらかつての鉄道線跡だったかもしれません。

美祢駅


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美祢線の名称元の美祢駅、バス•タクシーの専用ロータリーも整備されていて中間駅の中で1番の賑わいがあります。かつては起点駅を除いて唯一の有人駅でしたが、コロナ禍のご時世にあって無人駅となってしまいました😅  広い構内は2面3線の構内踏切で行き来するスタイルだが、現在のところ駅舎側の1番線ホームのみ使用しているようです。ここに来てようやく跨線橋のない駅に巡り会うことが出来ました。  


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9本/日のダイヤで全日運行中の美祢線


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厚狭駅行き上り列車のキハ120を見届けて次駅に向かいます。

重安駅


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前駅の美祢駅で一瞬だけ夢を見たかのように、重安駅で現実に戻されます😅  駅名由来の看板もここで復活しました。   


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ここは跨線橋が無い構内踏切の1面2線の島式ホームのスタイルです。  


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何とも味わい深い待合室風の建物から見える現役の鉱山、まだまだ健在のようです👍

於福駅


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続いて訪れた於福駅、駅名由来の看板有で前駅の重安駅よりは民家が多い印象です。それにしても石州瓦の屋根が映えますね。   


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美祢線と並行して走る国道316号線に、当駅から徒歩8分程の場所に道の駅於福があります。たまたま到着した列車から道の駅方面に向かって歩いていく乗客の方を見かけたので、もしかしたら通勤利用?と私にはそう見えました。

渋木駅


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蒸気機関車への給水塔がポツンと佇む渋木駅。もう完全に集落といってもいい位の住宅密度です。   


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川沿いの集落に佇む駅舎から見る下り方面の景色は、これからの山越えを予感させます。

長門湯本駅


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渋木駅から一山越えて辿り着いたのが長門湯本駅、湯本というだけあって湯煙が上る温泉街が近くにあります。大部分が使用されてない駅舎と円形ロータリーが印象的です😅   f:id:kendai1973:20220516083220j:image  ホームからは温泉街の旅館も見えます。ホームの花壇が綺麗ですね。どなたかが管理しておられるようです🌼

板持駅


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畑側の路盤の弱さ故?若干 駅名標が傾き気味の板持駅、次は終点の長門市駅でもあり、周りの住宅が多くなってきました。   


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板持駅は2通りの進入口があり、踏切のある道路側から進入する入口と、もう一つは医療施設の駐車場から階段を降りて畑のあぜ道を通り駅に入るという非公式な進入口があります(笑)この階段は公費?私費?とにかく駅に行き易くする為に造られたのは間違いないでしょう。  地元密着の一体感が感じられます。

長門市駅


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美祢線の終点 長門市駅、駅舎は小さいですが、構内はとても広いです。こんな広い構内に留置している車両は短編成且つ少数です😅    


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一応は有人駅扱いですが、時間で区切られていました。構内は静かですが駅周辺は活気があります。   


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構内には営業中の売店がありました。JRの券売機もフル規格でこの地域一帯の中心部の威厳を感じられますね👍

仙崎駅


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今回の終着駅である仙崎駅、歴史を感じさせる立派な駅舎です。美祢線は厚狭⇔長門市までですが、美祢線から直接乗り入れる列車も何本かあるので、こちらで取り扱います。   


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観光列車「◯◯のはなし」が運行経路に入っているので時刻表にも掲載されていますが、実質は6本/日のダイヤです。無人駅ではありますが、人の気配や賑わいはあります。  


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仙崎の歴史を伝える資料館が駅舎内に併設されています。思わず見入ってしまいました。

まとめ

貨物鉄道の風景が随所に残っている美祢線。色々調べてみると、かつては豪雨水害で長期に亘り不通になったりとローカル鉄道の苦難の歴史がありました。貨物輸送もなくなった現在、短編成のキハ120が細々と、しかし元気に走っています。コロナ禍で全国各地のローカル線が存続の岐路に立つご時世に、記録として留めておくことができ満足です。長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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JR牟岐線(JR四国)乗車記

 

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皆さん こんにちは。2021年12月某日 私は夏休み冬休みの時期は青春18切符を使って各地を巡っているのですが、その道中でJR四国牟岐線を旅したので、今回は牟岐線だけをクローズアップしてその記録を書いていきます。良かったらご覧下さい。

牟岐線を含めた18切符の旅の記録はこちら

https://kendai1973.hatenablog.com/entry/26_1

徳島駅


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立派な駅ビルが眩しい徳島駅、淡路島経由で関西方面から高速バスがバンバン発着するので、ある意味で四国の中心駅でもあります。駅構内は非電化王国 徳島県を運行する車両が留置されています。  


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駅構内にはコンビニもあり近くにも何店かあるので、食料や飲み物の購入には便利です。JR四国の1500系車両にて出発です。

文化の森駅


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徳島駅から数えて3つ目の文化の森駅園瀬川という河川を渡る為に高架になっています。駅の周囲には文化的なものは発見出来ませんでしたが、地図アプリで見ると博物館や図書館等もある徳島県立文化の森総合公園という場所が徒歩約25分の場所にあります。

南小松島駅


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沿線の中心駅でもある南小松島駅、列車交換の待ち時間もなかったので駅名標だけ撮影。現在では南小松島駅が存在して小松島駅がありません。いつかは小松島線の廃線跡も散策してみたいです。

阿南駅


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こちらも沿線の中心駅の阿南駅徳島駅からここまで牟岐線全体の半分程の立地です。徳島駅発の全列車は阿南駅までは運行します。ここから下り方面は運行本数も減少します。  


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ここは橋上駅舎になっていて周囲もそれなりに栄えていました。

由岐駅


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阿南駅からは数えて6つ目の由岐駅。列車交換待ちのため外に出て撮影。駅舎の建物は町の交流施設も兼ねているようです。  


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この建物の中にはミニミニ水族館がありました。牟岐線はずっと海沿いを進んで行くのですが、全体の3/4程進んでようやく海の気配を感じられます。

日和佐駅


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由岐駅から数えて3つ目の日和佐駅。沿線から見る景色も長閑な田舎の風景に変わってきました。  何かの撮影場所だったようですね。

牟岐駅


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牟岐線の名称元の牟岐駅、駅前ロータリーは南国ムードが漂います。牟岐線を走る特急列車むろと は当駅まで運行します。1日1往復しか運行しないので姿を見る事はありませんでしたが😅

阿波海南駅


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終点の阿波海南駅普通列車で約2時間かかりました。最果て感がたまりませんね👍


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ここから先はDMV車両で更に南下する鉄路がありますが、今回はここまでとします。日本どころか世界初のDMV車両見たさに多くの人が訪れていました。  


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当駅を発着する列車は8本/日ながら、DMV特需に沸く賑やかさでした。牟岐線はこの先の海部駅まで運行していたものを、DMV車両導入に辺り、当駅を終着駅としてリニューアルしました。周りにもコンビニや飲食店、ドラッグストアも有り買い物には困りません。DMV車両は見たかったのですが、いつかまた今度はDMVに乗車したいです。

DMV車両が走る阿佐海岸鉄道の案内はこちらから→https://asatetu.com

まとめ

徳島駅から海沿いを南下して阿波海南駅まで77.8㌔の鉄路を走る牟岐線、のんびり列車に揺られながら巡る約2時間の鉄旅。そしてこの先に繋がるDMV車両は牟岐線に乗車してこそ体感してみたいですね。長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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JR後藤寺線(JR九州)全駅訪問の旅

 

f:id:kendai1973:20220117193125j:image  f:id:kendai1973:20220418160150j:image皆さん こんにちは。2022年2月某日  今回はJR九州後藤寺線という路線を巡っていきます。起点駅の新飯塚駅では博多方面に繋がる福北ゆたか線筑豊本線)と、田川後藤寺駅では北九州方面に繋がる日田彦山線と接続し、それらを繋ぎ合わせるような形で運行しています。元々は石炭や石灰石の貨物輸送の路線だったのが、立地や接続の良さのお陰でしょうか? 貨物輸送が無くなった今でも旅客線として残った路線です。計6駅と短い路線ですが、貨物線の面影が随所に残る後藤寺線をご覧ください。今回の内容はこちら↓

新飯塚駅


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福岡県の人口規模第4位の飯塚市にある新飯塚駅。何も無かったような街が、これから発展しそうな予感が漂います。何も無かったからこそ開発もしやすいでしょうし、その余地は充分にありそうです(^^)   f:id:kendai1973:20220421153422j:image    f:id:kendai1973:20220501061249j:image駅前のロータリーには駅が電化した記念に謎のオブジェが飾られていました。ちなみに後藤寺線自体は非電化路線です🙇‍♂️  


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新飯塚駅を後にして次駅へと向かいます。

 

 

上三緒駅


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一駅目からいきなり簡易駅舎というか小屋のような雰囲気が漂う上三緒駅。周りに住宅街もありますが、駅に繋がる道を歩いていると廃墟のような放置住宅を見かけるるので、あまり利用客はいなさそうな印象です。  


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無人駅とはいえ簡易券売機もあるので、シルバー世代の需要はそれなりにあるのかな?と思いました。

下鴨生


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次駅は下鴨生駅、運良くキハ40がやってき来てくれました。JR九州も非電化路線を走れる新型車両を導入しているので、この大ベテラン車両もいつかは見納めになるかと思うけど、筑豊にはやはりディーゼル車両が似合いますね。   


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下鴨生駅はホームの待合室の中に券売機がありました。駅前のロータリーはかなり広いです。

筑前庄内駅


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下鴨生駅から割と近かった筑前庄内駅、初乗り運賃で乗車出来る距離でした。   


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下鴨生駅よりも住宅が多い印象、ここから次の船尾駅方面を眺めると、肉眼でもわかる位の勾配が見えます。ここから隣駅を目指します。

船尾駅


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ここに至るまでに、溜池やら峠道やらを通ってたどり着いたのが船尾駅でした。  人の気配を感じられない寂しい駅でした。f:id:kendai1973:20220425121248j:image   道すがら、いかにも筑豊らしい風景が見れたので載せました。まだまだ現役バリバリに稼働している鉱山です。  


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駅前にある鉱石工場はダンプカーも頻繁に出入りしていて、こちらは見えないまでも人の気配がありました。駅周囲を散策すると、貨物線の引き込み跡が散見されます。駅前だけを見ると工場しかない印象ですが、少し離れただけで住宅街もあるので、自販機が設置してある姿を見ると、やはりそれなりの利用客はいるんだと実感しました。

後藤寺駅


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後藤寺線の今回の終点、後藤寺駅。ここはJR九州日田彦山線平成筑豊鉄道糸田線の乗り換えとなるターミナル駅でもあります。なので有人駅です。  


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構内に入ると年季が入りまくりの跨線橋が出迎えてくれます。もちろんバリアフリー非対応です😅 ちょうど日田彦山線の車両と後藤寺線の車両が待機中でした。ディーゼルのエンジン音が響いて勇ましいです。

まとめ

非電化路線の後藤寺線、朝夕のラッシュ時は1〜2本/hの頻度で運行し、日中も1時間に1本は運行するので、この事が需要の多さを物語っています。風光明媚な観光地を通る訳ではないけれど、船尾駅に代表されるような貨物線の爪痕は今もしっかり残っている味わい深い路線です。キハ40やキハ47のような大ベテランのディーゼル車両がまだまだ現役で走る後藤寺線、皆さんにも是非 体感していただきたく思います。長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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門司港レトロ観光線 乗車記

 

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皆さんこんにちは。2022年3月某日 福岡県北九州市門司区門司港レトロ観光線という観光路線があります。元々の貨物線を再整備した線路にトロッコ列車を走らせている鉄道で、今回はこの路線を巡ります。合計4駅と短い路線ですが、よかったらご覧ください。

鉄道も含めた門司港レトロ観光の旅の記録はこちらから→https://kendai1973.hatenablog.com/entry/31

九州鉄道記念館駅


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JR九州 鹿児島本線 門司港駅からすぐ隣に 門司港レトロ観光線九州鉄道記念館駅があります。 北九州銀行レトロライン 潮風号と名付けられた列車がスタンバイしていました。


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ロッコ客車2両の前後にディーゼル機関車を連結して走ります。観光専用路線なので、基本的に土日祝のみの運行となります。

出光美術館駅


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観光スポットとして綺麗に整備された街中に 出光美術館駅があります。  f:id:kendai1973:20220406124613j:image   門司港どころか関門海峡を一望できる関門海峡ゆめタワーがそびえ立っています。この辺りは歴史的建造物もいくつか立ち並ぶ門司港レトロの中心部でもあります。

ノーフォーク広場駅


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続いてはノーフォーク広場駅門司港レトロの中心部からは少し離れた場所に駅があります。目の前には海上保安庁の巡視船が停泊している港があります。f:id:kendai1973:20220408124154j:image  車内からこんな感じの景色が見えます。ちなみにノーフォーク広場とは、アメリカ🇺🇸のバージニア州ノーフォーク市と姉妹都市盟約を結んでいるために、この名前がついたようです。

(車内の様子)


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ノーフォーク広場駅から終点の関門海峡めかり駅に向かう間に和布刈(めかり)トンネルがあります。ここに列車が入ると天井が水族館のようにライトアップされます。  


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車内は基本的に4人掛けのボックスシートが並ぶ配置です。車内アテンダントの方が同乗して、色々と説明してくれます。機関車は元 南阿蘇鉄道で活躍していた車両で、客車は元 島原鉄道の車両だそうです。時速15㌔と超ノンビリ走行で進んでいきます。

関門海峡めかり駅


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終点の関門海峡めかり駅、この日は休日だったので沢山の乗客が降りて行き、折り返し列車に乗車する乗客がたくさん並んでいました。 


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駅に隣接する めかり公園には、昔 関門トンネルを走っていた電気機関車EF30とその客車が保存されています。折り返し発車の潮風号を見届け駅を後にします。

(瀬戸町車庫)

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関門海峡めかり駅には車止めの標識がなく、まだまだ線路が続いているので気になって歩いてみたら、瀬戸町車庫がありました。運行休止日等はここで留置しているのか?はたまた整備等はここで行っているのか?気になってしまいました😅 関門海峡めかり駅から当車庫まで徒歩約10分です。

まとめ

門司港レトロ観光線…とにかくのんびりゆったりできる観光列車です。これ程スローぺースで最後まで走りきる列車を他には知りませんw  乗車日当日は他の交通機関との組み合わせの切符で旅しましたが、この路線だけの1日乗車券(http://www.retro-line.net/about/value_tickets/)もあるので、是非一度 乗車していただきたいです。長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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関門海峡クローバー切符 旅行記

 

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皆さんこんにちは。2022年3月某日  福岡県と山口県の間に関門海峡という海があるのは皆さんご存知かと思いますが、この地域には公共交通や観光交通も幾つかあります。それらを組み合わせて乗れる「関門海峡クローバー切符」というものがあります。門司港の観光路線「門司港レトロライン」門司と下関を結ぶ「関門汽船関門汽船が発着する下関の唐戸から関門トンネル人道入口のある御裳川(みもすそがわ)までを地元のバス「サンデン交通」そして無料で通行出来る関門トンネル人道を渡り、これらを組み合わせて関門海峡をぐるっと一周できるこの切符で今回は旅をしました。内容はこんな感じです。

 

 

九州鉄道記念館駅


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JR九州 門司港駅のすぐそばに門司港レトロラインの九州鉄道記念館駅があります。元々の貨物線を再整備して観光路線として開業した鉄道です。


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潮風号と名付けられたトロッコ列車にのんびり揺られて移動して行きます。

関門海峡めかり駅


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合計4つしかない路線の終着駅 関門海峡めかり駅。ここから歩いて関門海峡人道トンネルを目指します。


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駅の傍らにかつて関門トンネルを走っていた電気機関車EF30が保存されていました。そして折り返し発車する潮風号を見届けて散策します。

関門トンネル入口 めかり側


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関門海峡めかり駅から徒歩5分程でトンネル入口に到着します。関門橋の下にめかりの地名となる和布刈神社があります。

トンネルの中

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エレベーターにて海底に降りて、780mの人道トンネルを渡ります。

関門トンネル入口 みもすそ側


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九州から徒歩にて本州側の山口県に到着。

f:id:kendai1973:20220330003501j:image 源義経関門橋を見送り、ここからバスにて移動します。

唐戸桟橋


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唐戸地区に到着。ここは船着場の他に飲食店や観光施設もあり、いつも賑わいが絶えない場所です。 


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ここからは関門汽船に乗船して、先程は徒歩で関門海峡越えを果たしたのですが、今度は海上から海峡越えを果たします🛥

門司港


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5分という短い時間ながらクルーズ気分を味わいつつ対岸の門司港に到着。オープンデッキで豪快に潮風を浴びるのが私のオススメです🛥

まとめ

今回は企画切符にて関門海峡を旅してみました。唐戸も門司港もお互いが観光地となっており見所も豊富です。人道トンネルでの海峡越えは誰しも一度は達成したいですよね。という訳で長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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JR西日本宮島フェリー(広島県)乗船記

 

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皆さんこんにちは。2022年1月某日 冬の18きっぷの旅の道中に今回は宮島フェリーも利用したので、当ブログでは初の船舶を取り扱います。18きっぷで唯一利用できる船舶「JR西日本宮島フェリー」を今回はこんな内容で書いていきます。

宮島フェリーの案内はこちら→https://jr-miyajimaferry.co.jp

宮島口駅

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宮島への玄関口、JR宮島口駅。とにかく日本でも指折りの観光地の宮島は多くの参拝客が訪れます。駅舎にも厳島神社の厳かな雰囲気が感じられますね。

地下道

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駅を出て宮島の桟橋に行く途中すぐに国道2号線があるのですが、交通渋滞と事故を防ぐ目的からか、地下道が設けられています。美術作品が展示されていて綺麗です。もちろんエレベーター完備のバリアフリーです👍

宮島桟橋

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宮島桟橋では 広島電鉄が運行する松大汽船とJR西日本フェリーが同じ建物の中に乗船口が設けられています。18きっぷユーザーの私はもちろんJR船を利用します。

いざ乗船

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今回 乗船したのは「ななうら丸」という汽船、3Fはオープンデッキの潮風全開の展望席、1F 2Fは室内の客室で約10分の船旅を楽しめます。

船上の景色

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f:id:kendai1973:20220105080138j:image  広島県は牡蠣の生産量日本一なので、瀬戸内海の沖合には至る所に養殖棚が見れます。また訪問日当日は厳島神社の大鳥居⛩の修理工事の真っ最中で残念ながらこんな姿での撮影になりました😅

厳島港

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立派な建物は令和4年の新年を祝う飾りつけがされていました。中には小さな売店がいくつかあり、島を離れる前の最後の買い物ができます。1/4に訪れたのですが、かなりの人出でした。お正月三ヶ日は相当な人出で盛り上がったことでしょう。

厳島に上陸

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f:id:kendai1973:20220105130807j:image  源平合戦の頃からの古い歴史かある厳島。海に浮かぶ大鳥居が見れなかったのは残念ですが、ここでしか見れない景色は至る所で見れます。”神の遣い”である鹿🦌も奈良市とは違い海辺で見れます。神社へと続く参道はもみじ饅頭、牡蠣等の飲食店や宮島名物”しゃもじ”等を扱う土産物店が軒を連ねて大変な賑わいでした。時間の都合上 厳島神社には参拝出来ませんでしたが、またの機会に訪れてみたいです。

まとめ

18きっぷの案内に必ず書いてある「宮島フェリー」の文字。実際には片道180円で乗船できる安価な路線でなので、18きっぷを使ってわざわざ旅の道中に立ち寄る人はそう多くはないと思いますが、私の旅の目的自体が”移動すること”なので、今回スーツケースを曳きながら乗船しました。10分間隔で運行するフェリーの船旅は待ち時間もなく快適に過ごせて充分楽しめる路線でした。長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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冬の18きっぷ旅⑤/⑤ 姫路→下関

 

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皆さんこんにちは。2022年1月某日、私は単身赴任で神奈川県から福岡県に来ているのですが、夏冬の休みは わざわざ18きっぷを使って帰省している変わり者です。④日目は神奈川県の海老名駅から兵庫県の姫路駅まで移動して、⑤日目の今回はの姫路駅から福岡県の行橋駅まで移動します。

 

④日目の18きっぷ海老名駅→姫路駅までの旅の記録はこちら→(https://kendai1973.hatenablog.com/entry/28_1

姫路駅


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北口から遠くに見える姫路城、土曜日の早朝だけど意外?と通勤客が多い印象。ここから赤穂線直通の播州赤穂行きの本日1番電車に乗車します👍

播州赤穂駅


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新型車両も赤穂線のこの駅までは乗り入れるので一旦下車。言わずもがな、赤穂浪士の聖地
播州赤穂駅忠臣蔵推しが半端ないです👍 ここからは213系に乗車して赤穂線をのんびり旅します。

長船駅


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播州赤穂駅から乗車した岡山行き213系でしたが、時刻表を見ると後続の列車だと乗り換え無しで山陽線福山駅まで行く事が分かり長船駅で下車、未知の駅を散策する事にしました。


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特に何かを期待していた訳ではなかったけど この地は日本刀の聖地だそうです。こういう行き当りばったりの道中が18切符旅らしくて好きですね。 


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そしてやって来たのは117系。一本遅らせた甲斐がありました(^^)

f:id:kendai1973:20220326224038j:image 117系車両で午前中から一杯🍺 呑み鉄旅の基本ですよねw

福山駅


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ホームから見える景色は大都会の福山駅。乗り換え時間も短かったので、このまま乗り換えて更に西を目指します。

糸崎駅


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広い構内の糸崎駅で後続の列車に乗り換え。アンビリーバボーな事にバリアフリーの設備は無し。これは辛い😅

宮島口駅


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宮島口駅で宮島汽船に乗船するために下車。

宮島


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18切符で乗船できるので立ち寄ってみました。駅から乗船口まで近く、運行本数も多いのでかなり便利です。当日は大鳥居⛩が改修工事中で残念ながらこんな姿での撮影になりました🙇‍♂️ 駅まで引き換えし再び山陽線の旅を再開します。

宮島汽船の詳しい旅の記録はこちらから→

https://kendai1973.hatenablog.com/entry/30

岩国駅


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快適な227系車両とお別れして、岩国からはベテラン車両の115系に乗り換えて下関まで山口県の端から端までのロングラン乗車です。


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車内から見る瀬戸内海の風景はほんとに癒されますね。

下関駅


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約3時間のロングラン乗車に耐え、辿り着いた下関駅。実際はこの後に日豊本線に乗り行橋まで行くのですが、疲れ果て写真も撮り忘れていたので旅の記録はここまでとします。

まとめ

山陽線の大部分と赤穂線あとは宮島汽船も加えた今回の旅路、雨や雪で止まる事なく順調に進む事が出来ました。基本的に乗車距離重視な為にターミナル駅での乗り換えが多くなりますが、宮島汽船というアクセントを加えて旅路を楽しむことが出来ました。長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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